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フランツ・カフカの「審判」

  • 2008-07-22 (火) 23:07
  • books

審判 (岩波文庫)


奇妙なストーリー。
主人公の罪とはいったい何だったのか?

この小説には多くの登場人物がいるが、誰一人として本当の意味で主人公「K」の味方になってくれる者がいない。
たとえば、Kの叔父が弁護士を紹介してはくれるが、叔父も弁護士もKにとってはわずらわしい存在であった。
Kに手を貸そうとしてくる人々はみな慇懃無礼かつ、役に立たない。「何かをしてくれてはいる様子」なのだが実際的な効果がないのだ。「そんな中途半端に関わってこられるくらいなら、完全に放っておいくれっ!」と思う。そしてなんの抵抗も出来ぬままKはついに裁かれる。
全体的に奇妙で暗い雰囲気。でもその不条理っぷりのなかにあるユーモア。いらいらするんだけど、どこか可笑しい。
「文系学生が夏休みに読む本リストの一冊」としてはすごくいいと思う。でも社会人でこんなのばっかり読んでたらダメになると思う。そういう感じ。

Comments:1

空蝉の証しに 08-09-07 (日) 3:24

変身

もう説明する必要もないほど、カフカの有名な小説。 青年・グレーゴル・ザムザが、ある朝目をさますと、巨大な甲虫に変身していた、という話。 仕事に行こうにも自分の部屋から出るに出られない。やがて家族が心配してやってくる、会社の人まで様子を見にやってくる。 ..

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