- 2008-12-13 (土) 21:26
- books
マネジメントの大家、ピーター・ドラッカーによる未来予測。
来るべき未来を予測し、そこで生じる問題や脅威、機会を明らかにしている。
結構有名な本(著者)らしかったのでなんとなく手に取ったのだけど、これは”今”のタイミングで読んで良かった。というのは、この本の発売された2002年時点で著者のドラッカーが予測として書いたことの半分が今すでに実際起こっていて実感として理解できるような気がしたから。発売当時の2002年に読んでたらピンとこなかったと思う。
内容的には、「IT革命」(eラーニングやeコマース、情報リテラシー)、「少子高齢化」、「雇用の変貌(主役は製造業者からテクノロジストへ)」など今起こりつつある社会の動きについて、著者の意見が書かれていて参考になった。
個人が自分なりに考えて生きていく時代で「今どのような時代に生きているのか。」ということを認識することは重要な気がする。けっこう複雑な時代に生きてるので。こういう問題の知識をニュースなどの断片的な情報でなく、俯瞰したところから考えてみたい人は面白く読めると思う。
「経済が社会を変える時代は終わり、社会が経済を変えていく時代になる」、というドラッカーの予測は、日本の二宮尊徳の「道徳なき経済は、悪であり経済なき道徳は、寝言である」という格言に近いものを感じた。お金もいいけど心も大切。
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